寝れない夜のこと

眠れない、ではない。

眠れないというのは、寝ようとしてるだけマシというか、その分しんどいのだけど、寝られないというのは、寝ようという気が起こらない、寝ようとすることすらできない、身動きがとれない、動きたくない、そういう夜のこと。

気晴らしにやるゲームのライフを消化してしまえばやることがなくなって、寝ればいいのに、分かってるのに、何か食べたりしてしまう。

身体にしろ心にしろ弱っているときはご飯を食べてお風呂に入って寝るのが一番なのは分かってるけど、しんどいときってその基本的なことをするのすらしんどい。疲れる。

寝なきゃ回復できないのに、寝ようとするという行為自体が、自分にとってしんどくて、寝るのが遅くなって、起きるのが遅くなって、負のループなわけ。

雨宮まみさんが死んでしまった。

1日経っても、まだ、夢なんじゃないかと思う。仕事しながら、ずっと彼女のことを考えてしまって、一時間に何回も、夢なんじゃないか、そんな悲しいことは起きてないんじゃないかと、思う。

悲しくて、しんどくて、全然明るい気持ちになれなくて、仕事のことも、全然いいほうに考えられなくて、苦しくて仕方がない。

何もしたくない。何も。

苦しいけど、この苦しみをやり過ごしてしまったら、本当に彼女がいなくなってしまう気がして、ここから動きたくない。動けない。

でも私がどうしていようと彼女が死んでしまったのは事実で、いつかそれを受け入れる日が来るんだろうことは、そんなことは、分かっている。

でもまだ、嫌なんだ。

とはいえ、そんなことを言って仕事を休んでいると給料は減るしこの調子でいくとクビだし、仕事しなくちゃいけないから、なんとか自分を立ち上がらせるために映画の予約をして、自分を追い詰めてみたけども、こうやって、すり減りながら、ごまかしながら、クソみたいに安い仕事を続けることに、今、意味を見出せなくなっていて、だから、ようするに、しんどい。

お酒を飲んだら多少寝る気になったけど、マジでよくない酒の使い方だな。

なんで、こんなに不自由なんだろう。できないことばっかり。

仕方ないなんて思いたくないよ。

どうやって生きていけばいい。

それを一緒に探してくれる人だったのに、もういないんだな。

まだ、夢だと思ってしまう。

悪夢ばっかり見るタイプだから余計に。

先月の私に、トランプが当選して雨宮まみさんが死んじゃったよ、って言ったら、前者は認めるかもしれないけど後者は信じないだろうな。

悪夢みたいな世界で、どうやって生きていけばいいんだろう。

幸せになりたいわけじゃない。

苦しみを凌駕する喜びがほしい。

しばらくは明るい気持ちになれそうにない。

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